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事例紹介
公益財団法人
尾州ファッションデザインセンター様
世界のハイブランドが採用する、
テキスタイル産地、尾州。
世界三大毛織物産地の1つとして数えられるようになった愛知県一宮市を中心にした尾州地域。その地場産業振興を図るため開設されたのが尾州ファッションデザインセンターです。中日アド企画をご選定いただいた背景と、これまでの取り組みについて、担当者の大野様、永山様に、弊社営業担当の鈴木を交えお話を伺いました。
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プロジェクトメンバー紹介
-
株式会社中日アド企画
本社営業2部
(現:岐阜支社)鈴木 -
公益財団法人
尾州ファッションデザインセンター
プロダクトマネージャー
大野様 -
公益財団法人
尾州ファッションデザインセンター
課長補佐
永山様
中日アド企画とは長い付き合いですか?

鈴木
イベントや企画ごとに担当させていただいておりますが、気がつけば長いお付き合いになりましたね。
なかでも特に大きく関与したのが、平成28年の「尾州マーク」プロジェクト。
弊社がデザインを手がけさせていただきました。

大野様
尾州織物は、国内外の有名ブランドにも採用されている高品質なテキスタイルです。業界内ではよく知られていますが、一般消費者の認知度は高いものではありませんでした。そうした課題を解決するため、ブランド化を図ることにしたのです。

永山様
一般の方はこのエリアが“繊維のまち”であることは知っていても、手に取った製品が尾州織物かどうかが分からない。そこで誰でも一目で尾州の生地だとわかるよう「尾州マーク」を作成し、その素晴らしさをより多くの方に訴求したいと考えました。





そこで提案されたのが「尾」の文字が印象的な尾州マークですね。


鈴木
はい。「尾」の文字の中にウールである「毛」が入っていることから、その部分を象徴的に見せる工夫をしました。たくさんの候補の中から決まったときは、本当に嬉しかったです。

大野様
シンプルでありながら、尾州や職人たちの思いが伝わるデザインは、国内のみならず、世界へ尾州の魅力を発信するものとなりました。非常に効果的なアイコンになっていると感じています。

その他に印象的なプロジェクトはありますか?

鈴木
たくさんありますが、尾州のポータルサイト「BISHU-JAPAN.com」の制作にも携わらせていただいたことでしょうか。

大野様
尾州では、紡績、撚糸、染色、製織、編立、整理加工といった、糸から生地になるまでの工程を分業・協業し製品をつくりあげています。原料が点々と各企業を回り、それぞれで職人の技が施され、ひとつの高品質な生地が生み出されるのです。

永山様
尾州織物は完成までに多くの企業が関わっているため、外部からは構造がわかりにくく、「企業一覧やカタログのようなものが欲しい」という声をいただいておりました。そこで「BISHU-JAPAN.com」を新たに立ち上げることになったのです。

鈴木
じつはこのサイトを制作するにあたり、私は全工程を取材させていただきました。その数、約100社!これまで継承されてきた歴史や技術、携わっている方々の熱意や匠の技、そのすべてに感動し、一気に尾州ファンになりましたね。

大野様
全工程をひとつの会社で行えば、どうしても効率化を図らなければなりません。しかし尾州は分業が故に、それぞれの職人の意地と魂がぶつかり合う。だからこそ唯一無二の高品質な生地が出来上がるのだと思います。


鈴木
私が肌で感じた尾州の素晴らしさを、より多くの方に感じていただきたいですし、それをどう形にしていくかがわれわれの使命です。今後の尾州FDC様のイベントや企画に活かしていきたいと思っています。




複数の広告代理店と関わりのある尾州FDC様にとって、中日アド企画はどんな会社ですか?

大野様
非常にフットワークの軽い会社だと思います。
さきほども話にあったように、産地をくまなく取材し尾州に対する理解が深いので、“かゆいところに手が届く”提案をしてくれるのが有難いですね。

永山様
あとは、企画から施工まで総合的にお願いできることも助かっています。
丁寧にコミュニケーションを取ってくださるので、安心して気軽に相談できるところも、中日アド企画さんのいい点だと思います。

鈴木
ありがとうございます。
尾州FDC様に限らず、私が一貫して徹底していることは、コミュニケーションを取りながらお客様に“寄り添う”こと。同じ目線で共に成し遂げることを大切にしています。
では鈴木さんにとって、この仕事の好きなところを教えてください!


鈴木
好きなところというか、私は入社当時から「自分が楽しむ」ことをモットーに仕事をしています。こんなイベントがしたい。あのタレントさんと仕事をしたい。あそこに出張したい。もちろん思い通りにならないこともありますが、お客様の求めることに自分の“好き”を提案する。自分が一番仕事を楽しんでいます。
就活生へメッセージ

鈴木
中日アド企画は地域に密着した、人とのふれあいの多い会社です。自分のやりたいことを実現しやすい会社だと思いますので、仕事にやりがいを感じることができるはずです。一緒に仕事ができることを楽しみにしています。


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